変若水で泳ぐ山姥の日記

をちみずでおよぐやまんばのにっき

月の矛盾に癒される

f:id:minokoku:20180826202034j:image

満月でしょうか…明るい夜です。

先日、地元でお世話になっている方に御誘い頂き食事へ。

 

地域に根付いて、また、とても社会的意義の高い事業をしていらっしゃいます。

 

そんな社長さんから「龍神のこと教えてほしい」と。

 

龍神が好きな人は多いですが、私はあまり意識してないし、具体的に見たことも感じたこともありません。

 

その上で、思うことをお話しさせて頂き。

 

すると社長は、人生のあれこれを…おそらく普段は他人にこぼすことはないような思いや心の内を語りながら、自身に起きてきた不思議や困難にどんな意味があり、向きあうべきだと思うか?

 

とお聞きになりますので、感じたことを伝えました。

 

本当に君は面白い、相談してよかった、また聞いてほしい 教えてほしいと 喜んで下さいました。

 

私のような若輩者の言う事に耳を傾けてくださる、立場関係なく受け入れてくださる、そういう社長の姿勢こそが、ご自身をまたひとまわりもふた周りも大きくされる要因なのだろうと思います。

 

辛い時、苦しい時、人は人を超えた何かの存在にすがります。

 

その対象が実に多岐にわたり、苦し紛れでも、確かに心癒され勇気付けられる事実と、一方でその全てを魂の根底で了承しコントロールしきっているダイナミックな己の輝きを見失うことは、自身が太陽である事を忘れ、その反射に過ぎない月の情緒のみを愛でるような矛盾であります。

 

おかしいけれど 暗闇の中ではその穏やかな反射にホッとする気持ちもわかるし、そんな夜を過ごす時があっても良いと思います。