地元でくすぶる気持ち
8/8に養老山大学をオープンしてから、
毎日楽しく制作&営業しております。
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今日は若い女性がお越しになって、聞けば青年海外協力隊でモンゴルにいっていたけれどコロナで帰国を余儀なくされ、復帰の目処も立たないまま任期が終わりそうだとのこと。
地元に帰ってきてから、モンゴルでどんな活動をしてきたか理解される事がなく、親世代や昔ながらのご近所さんには
「そんな事してると嫁に行けないよ」
だのトンチンカンな事を言われ、コロナで人に会いに行くこともできづらく、協力隊のささやかなお給金では生活にも忍びない。
だからあきらめて就職するかと思ったけれど、やっぱり自身の経験を活かして地元にいながら出来ることを考えたい、と。
というわけで私たちのシェアスペースでもある養老山大学を訪ねて来てくれて、コワーキングしながら、何か協力しての企画ができないかというご相談でした。
実は若かりし頃(高校時代)、まさに国際政治や青年海外協力隊に憧れてそっちの方向に進むことを夢見ていた(のに気づいたら地元でひょうたんランプ作ってる)わたしは、彼女の思いと真摯な眼差しにいたく感動してしまい、
すぐに協力する旨お伝えしました。
彼女なりにいくつかプランを話してくれましたが、「でも、うまく行くか、できるかわからなくて…」と不安のようでした。
それは当然だと思います。こういう先の見えない状況の中、世間の空気、親世代の無理解もあって、自信をなくさずいることは難しい。
自分のやってきたことに意味があるのか?
これからやっていけるのか?
だけど、それでもリスクをとって挑戦するその気持ち、こころの震えが、どれほど尊いものか、わたしにはわかる。
「大丈夫、(あなたのやりたい事は)できますよ。」
と本当にそう思ったから言ったら、彼女の表情がほころんで
「なんか泣きそうです」
って。
これまでもきっとキツいことあっただろうに、でもきっと弱音吐かずにずっと努力してきたんだと思う。でなきゃ、海外でハードな活動をやってこられなかったと思う。
こういう志を持った若い方は世の宝物だ。
それを少しでも応援したいし、わたしも勉強させてもらおうと思います(^^)
地元でくすぶる気持ちを、もっともっと燃やして明るく、温かく灯していきましょう。